sorta kinda...

主にAWS関連ですが、これに限らずいろいろ勉強したことや思ったことを書いていきます。

CiscoでのSecondary IP Addressの処理 [cloudpack OSAKA blog]

Hey Guys! ナスです!

今日はもう購読して10年くらいになる日経NETWORK 2016.8を読んで、ちょっと引っかかったことを書いてみます。ISDN終了カウントダウンは、やっとその時が来たか、という感じですね。 f:id:nasrinjp1:20160802225919j:plain:w500

「ネットワークの達人の知恵 シリーズ2」という記事があるんですが、最初は懐かしみながら読んでいました。大してスイッチの中身に興味ないけどふーん、みたいな。
ただ最後にちょろっと書いてある、「ネットワークが重い」のところで え!?ってなったんです。

セカンダリーIPアドレスを使ったルーティングはCPUで処理していたのだ。

マジ!?

確かにセカンダリIPでセグメント分けるなんてほとんどしたことなかったので、気づいてなかっただけなのかもしれません。
でもだんだん気になってきたので、しかも仕様だというので、一応調べてみました。
で、出てきたのがこれ↓。

www.cisco.com

ここからリンクを辿ってみると、スイッチだけでなくルータも同じっぽい。
昔、Mobile IPなんてのを設計・実装・運用してたけど、もしかしたらあのCiscoルータのCPU負荷って結構高いのかもしれないなーなんて昔を思い出しました。

これ実機がないから確認できひんなーと思ってたら、AWSCisco CSR 1000Vってのが使えるっぽいので試せるかも。 あ、Cloud上なので、そもそもASICとか持ってないか。オンプレだけでしかこの事象って発生しないのかも。

というわけで、皆さん、Vlan設計は計画的に。

[2016.8.3追記]
モデルによるかもしれませんが、全部がCPU処理されるのではなくて、同一インタフェースのアドレス宛のパケット数が多い場合にだけCPU処理されるらしいです。数が少なければハードウェア(ASIC)処理みたいです。その道のプロに教えてもらいました。