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主にAWS関連ですが、これに限らずいろいろ勉強したことや思ったことを書いていきます。

スケーリングポリシーの動きを確かめてみた [cloudpack OSAKA blog]

ナスです。

Auto Scaling のスケーリングポリシーを見ると、ステップで何段階かに分けて設定できることを知ったので、とりあえずやってみました。

 

設定してみたスケーリングポリシー

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Auto Scaling Group の CPU 負荷が60〜80%未満なら1台追加する、80%以上なら2台追加する、という内容です。また CPU 負荷が 10% 以下になったら 1 台削除する、という内容です。

 

まずは EC2 インスタンスに stress コマンドで CPU 負荷を 99% くらいにする

最初は EC2 インスタンスを 1 台の状態で開始したので、当然アラームに引っかかります。結果どうなったかというと、2 台一気に増えました。
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スケーリングポリシーでステップと書かれていますが、実際にはただの if 文だと思った方がいいですね。

 

stress プロセスを止めました

これで CPU 負荷が 10% 以下になります。どうなったかというと、1 台削除されました。 f:id:nasrinjp1:20170126231900p:plain

そのまま放っていると、1 台ずつ EC2 インスタンスが削除されていきました。 f:id:nasrinjp1:20170126232012p:plain

 

まぁこんな感じです。今までのオンプレミスでのサーバ運用の考え方や運用方法でやっていると、本当に AutoScaling で痛い目にあいます。EC2 インスタンスは死んでもいいように設計しましょう。DB は AutoScaling 外に置きましょう。ログも CloudWatch Logs に出力しましょう。これで一安心です。