AppStream 2.0 がシステムロケール変更に対応しました
もうすぐうちの地域の最低気温が氷点下になりそうでむちゃ寒いです、那須です。
AppStream 2.0 を触りだしてしばらく経つわけですが、いろんなことに悩んでました。 スケーリングについてはなんとか解決?したので本当によかった。
しかし、新しいサービスやツールが出るたびに我々日本人はあるひとつのことを特に気にします。 そう、それこそが、
日本語表示&入力できるの?問題
AppStream 2.0 って日本語表示できるんだろうか? タイムゾーン、ユーザロケール、言語はすでに選択できるようになっているのですが、システムロケールは変更するとフリートが起動してきませんのでマジでご注意ください。 ユーザロケールだけで日本語が問題なく表示できるアプリであれば大丈夫ですね。 サーバーワークスさんが半年ほど前にシステムロケールについて書いてくれているので、詳細は↓こちら。
同じくサーバーワークスさんからのタイムゾーン、ユーザロケール、言語が選択できるようになった時の記事は↓こちら。
と先日まで思っていました(実際そうでした
昨日、無意識にシステムロケールを変更してイメージを作成しようとしたら、イメージアシスタントさんからこんな助言をいただきました。
超意訳すると、
イメージビルダーのシステムロケールが日本語になってんで。フリートインスタンスでシステムロケールを日本語で使いたいんやったら AWS CLI のバージョンを 1.16.36 以上にせなあかんで。あとは 11/8 以降にリリースされたベースイメージ使えよ。それが嫌やったらシステムロケールは元に戻すんやで。えーな?
え!?知らん間にシステムロケールの変更に対応してますやん!!
AWS さん提供のイメージを探してみましたが、11/8 以降どころか 6 月からベースイメージがリリースされていなかったので、現状は AWS CLI を最新化するしかなさそうです。
恐る恐るやってみた
そんなん言いつつもどうせフリート起動してこないんでしょ?と思いながら、イメージビルダーで AWS CLI のバージョンを最新にしてからイメージアシスタントでイメージ作成して、そのイメージでフリート起動してみたら、、
なんということでしょう(ビフォーアフター風
システムロケールに依存しているSAPGUIがばっちり日本語表示できてるではありませんか!
そのうちシステムロケール対応版ベースイメージが出るよ
そのうち AWS さんから新しいベースイメージがリリースされると思いますので、その時がシステムロケールに対応しましたニュースになるんでしょうけど、待ってられない人はイメージビルダーで AWS CLI を最新にするだけでできるので、ぜひやってみてください。
2018/12/18 に出てました!
AWS さんからシステムロケールの日本語対応したで!ってアナウンスがありました!!
https://forums.aws.amazon.com/ann.jspa?annID=6457
その他の日本語特有の設定についてもドキュメントが公開されています!
手順はこのブログ記事のままです。 これでシステムロケール設定が必要なアプリケーションでも AppStream 2.0 でストリーミングできる環境ができましたね。