Windows Server の評価期間延長方法 [cloudpack OSAKA blog]
ナスです。
一時的な Windows Server の検証環境を作っておいてたんですが、今日ログインしたら評価機関が切れてました。かといって、このためだけにライセンス買うのもどうかなーと思って何か策はないかと調べてたら、評価機関は延長できること発見しました。詳しくはこちら↓。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/948472
相変わらずテキストだけの説明なので、雑ですが実際にやった時の画像を紹介しましょう。
まず今の状態です。背景画像が真っ黒です。有効期限が切れてるよーって言われてます。
slmgr.vbs -dli コマンドを叩きます。有効期限がこれで見えますが、やっぱり切れてます。
じゃあ実際に延長してみます。slmgr.vbs -rearm ってコマンド叩くと、いきなり再起動を要求してきます。
これで再起動すると、元のように背景も青色に戻って、評価機関が延長されました。
今回は Windows Server 2008 R2 でやりましたが、Windows Server 2012 R2までなら同じ方法でいけるみたいです。こんな状況になることはほぼないかもしれませんが、そういうのに限ってやり方を何回も調べてしまうので、備忘録として書いておきます。
コストだけで選ぶもんじゃないです [cloudpack OSAKA blog]
はい、ナスです。
最近、3x年の人生で初めて車のタイヤをスタッドレスに変えることにしました。これで雪とか降ってもどこでも?行けるので、冬の旅行どこに行こうかと色々考えてます。
タイヤをディーラーに電話でお願いした時に特にこだわりないって言うと、「トーヨータイヤやとこの地域の雪くらいなら充分で安いですね。ブリジストンはちょっと高いけど性能はいいですよ。」と言われました。なるほど、タイヤにも性能とかあるのか、と思って色々Googleで検索してみました。
すると、圧雪に対しては対して変わらんとか、アイスバーンだとかなりの性能差が出る、とか出てきたので、今年はいろんな地域に出かけたいし、タイヤは命を運ぶもんなのでケチらずにいいと言われてるタイヤ(なんとかGZ?)にすることにしました。
という一連の流れを踏んだ時に、あぁクラウド選定も同じだなーと思いました。
情報システムをクラウドに移行する目的は?
現状から何かを変える時、そこには大抵目的と想定する結果があります。(ない時もあるかもしれないけど
クラウドの場合だと、
- インフラのコストを下げたい
- 災害対策したい
- クラウドだと構成によっては自動化できるから運用負荷下げたい
- 管理コンソールはいつ誰が見ても同じなので標準化を進めたい、属人性をなくしたい
などなど、それぞれの所属組織によって色々と思惑があります。ただ、それがコスト削減だけだとすると、あれ?こんなはずじゃなかったってことになりかねません。
クラウドは確かにコストメリットをアピールしていることがありますが、それはクラウドならではの使い方を理解して設計して運用するからこそ得られるメリットです。今のシステム構成そのままクラウド移行しても、メリットは多くありません。
それよりは、耐障害性を高めたい、自動化をしていって運用負荷を下げたい、今までサーバだけでやろうとしてもいろんな制約でできなかった新ビジネスを進めたい、なども目的を達成するためにクラウドを使った方がいいです。そういう風に考えた方が結果的にいいアーキテクチャが出来上がってコストメリットも得られます。
とは言いつつも、先日AWSはEC2インスタンスの値下げが発表されました。
【Amazon EC2 が値下げ!】EC2 の T2、C4、M4 インスタンスが東京リージョンを含むすべてのリージョンで最大 25% 値下げされました。 #AWSBlog #jawsughttps://t.co/jcjSvHrMMe pic.twitter.com/7Eibp8Vpjz
— アマゾン ウェブ サービス (@awscloud_jp) 2016年11月15日
もしかしたら、何も考えずに移行しても現状よりコストを抑えられる日が来るのかもしれませんね。何でもかんでもクラウドに乗せればいい!というわけじゃないですが、使えるものは使っていこうの精神で色々考えてみてはどうでしょうか。